【伝えたいこと】 設計のすすめ方 …家を建てる方へ
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[ まずは話しをするところから ]
・ 住まいに対する考えやデザインの好みなどを話し合いながらお互いの相性を確認
していきます。
・ 納得が出来た段階で設計契約を結びます。
[ 設計は次のように行なわれます ]
□基本設計
・ 建物の大枠を固める基本的な計画を行ないます。
・ まず敷地調査や法規チェック等を行ない、最低限の設計条件をおさえておきます。
・ 計画にあたってはヒアリングの中からヒントを探っていきます。
・ ヒアリングは身構えなくとも大丈夫です。
・ 要望は整理されていても良いですし、話しをしながら考えていってもかまいません。
・ それを受けて潜在的な部分も掘り起こしながら計画案を提示します。
・ 図面と模型をもとに話し合いを重ね、徐々に建物のイメージをつかんでいきます。
・ 打合せは2週間に一度くらい、やり方は特に固定されていません。
・ 設計打合せは目に見えないものの話しをするという難しい面があります。
・ それなので目に見えるもの、例えばこんな家具が好きだとかショップ巡りを
しなが
ら伝えていただいてもけっこうです。
・ その中からデザインの好みも分かってきます。
・ 逆に私の考えもお話しします。
・ お互いの価値観の中から何か新しいものが生まれるとうれしいです。
・ 基本的な構造や設備計画もこの段階で行なわれます。
□実施設計
・ 基本設計が合意されたら本格的に設計図を描きます。
・ ここではイメージを実現するための納まりが検討されます。
・ 構造図と計算書も構造設計者により完成されます。
・ 打合せはさらに詳細な部分にわたって行なうようになります。
・ 例えばスイッチやコンセントの位置はこの段階で確認していきます。
□確認申請
・ 建築基準法に沿って確認申請検査機関への手続きを行ないます。
□工事見積りの依頼とチェック
・ 図面が出来上がったら施工業者に工事見積りを依頼します。
・ 見積り依頼する施工業者は相談しながら選定していきます。
・ 工事見積書がでてきたら内容の査定を行ないます。
・ 施工者との金額交渉も行ないます。
□工事監理
・ いよいよ工事が始まります。
・ 設計が終わったとはいえ、設計事務所の仕事はここでも重要です。
・ 図面通り工事が進むよう現場打合せは欠かせません。
・ 現場へは一週間に一回程度の割合で出向きます。
・ 基礎や躯体工事では構造設計者も同行し検査を行ないます。
・ 何回か現場で打合せがありますので現場へもお越しください。
□建物完成
・ 完成時にはいっしょに竣工検査を行ないます。